金曜の夕方イギリスに帰国。
今回の日本滞在は忘れかけていた日本についての感触を取り戻すいい機会となった。普段日本とは違う文化や慣習の中で生活していると、見るもの、体験するものの違いから、日本で生活するのとは異なる基準や価値観が自分の中に出来上がっていく。その異なる基準から日本を眺めると、それまで分からなかった日本の良いところ、悪いところがより客観的に見えてくる。ところが、あまり長く離れていると、逆に自分の頭の中にあった日本のイメージが想像で増幅され、現実の日本とのギャップが生じてしまっていたようだ。それを今回の滞在で修正できた。何事も百聞は一見にしかずで、たまには現実の日本に触れないと、自分の認識もずれていくものだ。また、今回の旅では久しぶりに会う人も多く、そうした人から聞かされる私についての評価も自分と自分のスタンスを見なおすいい機会になった。そういった意味で今回の旅は自己再発見の旅でもあったといえる。
日本に着いたときはさほど強い感慨もなく、意外とあっさりしている自分だったが、いざ離れる段になると、妙になつかしさがこみ上げてきた。空港に向かう車窓から見た東京の古い下町の風景、無秩序で猥雑な町並み、けばけばしい広告や看板、懐かしさあふれる田園風景、風情あるもの、醜悪なものすべてをひっくるめて日本であり、それらの矛盾するものも受け入れるところから、国や社会のあり方、ひいては自分のあり方などを見直していくことが大事なのだろうと改めて気付いた次第。
今回覚えた日本語英語
ゴスロリ = ゴシック・ロリータGothic Lolita の略。古風なメイドなどのコスチュームを着て街を歩くロリータ風少女たちのこと。渋谷で見かけたが、友人によれば原宿に多数出没とのこと。なんか異様。
久しぶりの日本でいろんな事を感じられたのでしょうね。以前に感じられていた事が、離れていた為に頭の中で増幅されるということは有ることですよね。超多忙の出張ご苦労様でした。ご家族のお顔を見てご安心ですね。
感じた感覚、分かる気がします。僕の場合は逆ですが、以前生活していた街に、久し振りに来たのに懐かしいって感覚はなく、普段のようにすっと風景に溶け込むような感じを覚えたことがありました。でもいざ帰国となると、いつまた来れるかわからないのもあるけど、妙に後ろ髪引かれる想いに駆られました。もしまたその街に行ったとしても、同じ感覚になるんじゃないかな。
はなはなさん、日本に久しぶりに戻っていろんな意味でリフレッシュできたと思います。ただ、家族を海外に残しているとやはり不安なのではやくイギリスに戻りたくなりました。特にイギリスを出る前に病気だった下の子の顔を見たときはほっとしましたね。
よーあさん、普段のようにすっと風景に溶け込む感覚、分かります。私が今回味わった感覚とある意味同じだと思います。次いつ来れるか分からないというときこそ、離れがたく感じるでしょうね。私がいずれイギリスを離れるときはそういう感覚になるのではないかと思います。